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うして女性ばかりが哀れな被害者という構図なのか?(男性)

  目次 

QUESTION

現在離婚をしようと思って一歩一歩進めているつもりなのですが、なかなか進行しません。50才台の男性です。
どうしてすべて男性が悪くて女性が哀れで被害者となった図しか無いのでしょうか? 男女同権と叫んでいる女性はどうしているのでしょうか? なぜ男性が離婚を決意したのかそれまでの女性がすべて正しくて、男性が悪いのでしょうか?

世の中から一般的に常識で見ればそうかもしれません。でも現実はもっといろいろあると思います。このホームページの最初の所に男の人が女子を足蹴にしている図になっていますが、これも考えて見れば男女差別と思います。
肉体的な暴力と精神的な暴力を同等に見るべきではないでしょうか? それまでの精神的な暴力に耐え切れなくてということも考えられます。

現在調停の第一回を終わりましたが、こんなものかという思いです。
貴方のホームページずいぶん参考に差せていただきました。協議離婚が90%で調停が9%で裁判が1%というデーターには驚きました。何とか裁判にしないで結論を出したいと思っていますが、なにせ相手がいることとて、どうなりますことやら。
第一回目は約3時間程で終わりました。彼女は離婚しないといっています。別居してこの4月で満5年になります。
何となく書いて見たくなりました。

ANSWER

私の方がずいぶん年下ですが、生意気を承知で思ったことを正直に書かせていただきますご無礼をお許しください。

私自身は、男性も女性も被害者になってはいけないといつも申し上げています。被害者意識を持った時に自分の人生の負けが決まる、と繰り返しています。
古いタイプに見られる「権利を主張するだけ」というのは私自身、同じ女として不愉快に思っています。だからある種の団体から攻撃されることもありますが、私はそれを受け止めてきましたし、今後も受け止めるしかありません。

「あなたは私たちの敵なのか、味方なのか?」と問われることも少なくありませんが、私は誰の敵でもなく味方でもありません。(誰の敵でもなく味方でもないというのはとても生きにくいものだと感じながら…)
離婚と結婚の中で悩んでいらっしゃる方がいて、同じような経験をした私でアドバイスできることがあれば、という気持ちだけでこのサイトも運営しています。その気持ちだけでは納得していただけないものでしょうか。

> なぜ男性が離婚を決意したのか。それまでの女性がすべて正しくて、
>男性が悪いのでしょうか?

離婚を言い出したほうが悪いんだ、という扱い方をされます。私の時もそうでした。離婚してほしい、と言ったことによって、どうしてここまで苦しめられなければならないのかと泣きました。

どちらが離婚を言い出したか、そればかりを責められて、離婚を考えるに至った経緯など誰も聞いてはくれませんし、この夫とこの妻の間に人生を共有する理由などないし、続けていくなら死んだほうがましだという思いなど誰にも理解してもらえるものではありません。

> 世の中から一般的に常識で見ればそうかもしれません。
> でも現実はもっといろいろあると思います。

おっしゃる通りです。私も同じ思いです。

あなたが「男女差別」だとおっしゃる表紙の絵は、イラストを描いてくれた蛭子さんの解釈によるものですので、私からは何とも申し上げられませんが、1冊目の著書の表紙は男性が足蹴にしており、2冊目の表紙は女性が棒を持って男性を叩いています。1冊目と2冊目を並べて見れば差別はない、とお受け取りいただけませんか?

> 肉体的な暴力と精神的な暴力を同等に見るべきではないでしょうか?
> それまでの精神的な暴力に耐え切れなくてということも考えられます。

私も同じ意見です。男と女、立場は反対のように思えますが、体験が共通であればそのまま男女をひっくり返して考えていただいて結構です。

第1回目の調停を終えられたとのこと、心中お察しします。
調停での消耗はとても激しく、辛い思いをされていることと思います。離婚原因は分かりませんが(そもそも離婚原因など明確に言える人などいないと思います。私自身、自分の離婚経験に絡めた本を2冊も書いて、離婚相談を受けながらも自分の離婚原因は3年過ぎた今でも短い言葉では説明できません)、離婚の話し合いが消耗戦であることだけは確かです。

とにかく今は辛くて情けなくてどうしようもない気持ちだと思いますが、でも、離婚した後の人生もありますし、ヤケをおこさないようにしてください。短気をおこさないでください。ご自分の人生を前向きに生きていくためにはご自身が頑張るしかない時もあります。
辛くなったらまたメールを書いてください。どこかで気持ちを外へ逃がしておいたほうがいいのではないでしょうか。私でできることはすべて受け止めさせていただきます。

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